Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

実証実験サービスのサーバに攻撃、一部従業員情報が流出 - リクルート

リクルートは、実証実験中だった不動産会社向けサービスのサーバがサイバー攻撃を受け、従業員の一部個人情報が流出したことを明らかにした。

同社によれば、不動産情報サイト「SUUMO」の一部エリアで提供している実証実験中の不動産会社向けサービスに用いていたサーバで、第三者による攻撃を7月9日に検知したという。

同社がシステムを停止し、影響を調べたところ、2007年以降に住まい領域のサービス開発、保守に携わった同社および業務委託先の退職者含む従業員のローマ字氏名1313件が流出していることが判明した。

7月16日の時点で二次被害などは確認されていない。同社では、対象となる従業員と個別に連絡を取っている。連絡ができない場合は、設置した問い合わせ窓口にて対応するとしている。

また今回の問題で、同社顧客や取引先に関する情報流出については確認されていないとしている。

(Security NEXT - 2024/07/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Fortraの特権アクセス管理製品「BoKS」に脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIAのロボティクス基盤「Isaac Launchable」に深刻な脆弱性
社内侵入の痕跡確認されず、クラウドサービスは個別対応 - BBT
高校で生徒の個人情報含む記録簿を紛失 - 大阪府
委託先でメール誤送信、講座受講者のメアド流出 - 神奈川県
「SSHコンソーシアムTOKAI」の情報発信サイトが改ざん被害
企業サイトが負荷上昇で断続的に停止、原因など調査 - コスミック
事故関係の通話内容含む一部記録媒体が所在不明 - 東京海上ダイレクト
遠隔アクセス用サーバ経由で侵入、個人情報流出の可能性も - サカタのタネ
顧客管理システムの開発委託先で侵害 - 日産ディーラーの個人情報が流出