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日米豪など8カ国が共同署名 - 中国関与の「APT40」へ対抗

具体的な事例2件を紹介。組織のネットワークを侵害し、数百におよぶユーザー名とパスワード、多要素認証コード、リモートアクセスセッションの情報を窃取したケースなども明らかにしている。

またアドバイザリでは検知や影響の緩和に向けたオーストラリアにおける対策「ASD Essential Eight」を推奨した。同対策には、OSやアプリケーションへのパッチ適用、多要素認証、管理者権限の制限、アプリケーションの制御、「Office」におけるマクロの制限、アプリケーションの堅牢化、定期的なバックアップなどが含まれる。

またログの記録、ネットワーク機器のパッチ管理、ネットワーク分離および監視、マネージドサービスアカウントの活用、サポートが終了した機器の交換、WAFの活用など、セキュリティ対策を呼びかけていく。

(Security NEXT - 2024/07/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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