Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ECサイトの顧客情報が流出した可能性 - 産業廃棄物処理事業者

産業廃棄物の処分やリサイクルに関する事業を手がける国分商会は、情報システムがサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。運営するeコマースサイトから顧客情報が流出した可能性があるという。

同社によれば、6月3日夜から同月4日午前にかけて侵害を受けたもの。外部における情報の流通や不正利用などの被害は確認されていないが、個人情報が外部へ流出した可能性があるという。

対象となるのは、同社が運営するECサイト「国分グリーンファーム」の顧客に関する氏名、住所、電話番号、商品購入履歴のほか、同社緑化事業部の取引先社名、担当者のメールアドレスなども含まれる。

同社では警察へ相談するとともに個人情報保護委員会へ報告。引き続き調査を進めていくとしている。

(Security NEXT - 2024/07/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ