Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ネットワーク監視ツール「WhatsUp Gold」にRCEなど複数脆弱性

Progress Softwareが提供するネットワーク監視ツール「WhatsUp Gold」に複数の脆弱性が明らかとなった。5月にリリースしたアップデートで修正済みとしており、利用者に注意を呼びかけている。

現地時間6月25日にセキュリティアドバイザリを公開し、CVEベースで15件の脆弱性について明らかにしたもの。「同23.1.2」および以前のバージョンが影響を受ける。

「CVE-2024-4883」「CVE-2024-4884」「CVE-2024-4885」の3件は、認証を必要とすることなくリモートよりコードの実行が可能となる。

同社は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアをいずれも「9.8」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」と評価している。

このほか脆弱性9件については重要度が「高(High)」、3件は「中(Medium)」とレーティングされている。

(Security NEXT - 2024/06/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
ファイル管理ツール「File Browser」に脆弱性 - 依存ライブラリに起因
空部屋ポストに未配達の郵便物か、住民から連絡 - 徳島
フィッシング契機に個人情報流出判明、犯行声明も - フォトクリエイト
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目
「無印良品」通販の顧客情報が流出か - 物流委託先がランサム被害
「Chrome」のスクリプトエンジンにゼロデイ脆弱性 - 修正版が公開
非常勤医師が自宅でサポート詐欺被害、内部に患者情報 - 和歌山の病院
メール誤送信で商談会出展事業者のメアド流出 - 大阪府