Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「MS Edge」にセキュリティアップデート - 独自含む脆弱性6件を修正

マイクロソフトは現地時間6月20日、同社ブラウザ「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートをリリースした。

「Chromium 126.0.6478.115」「同126.0.6478.114」がリリースされたことを受け、これらをベースとした「同126.0.2592.68」をリリースしたもの。

「Chromium」において修正された重要度「高(High)」とされる脆弱性4件にくわえて、Edge独自に「なりすまし」の脆弱性2件を修正している。

具体的には、ユーザーインタフェースを改ざんされる「CVE-2024-38093」や、悪意あるサイトへリダイレクトが可能となる「CVE-2024-38082」を解消した。

重要度はそれぞれ「警告(Moderate)」「注意(Low)」。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「4.3」「4.7」と評価している。いずれも脆弱性の悪用や公開は確認されていない。

今回のアップデートで修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2024-6100
CVE-2024-6101
CVE-2024-6102
CVE-2024-6103
CVE-2024-38082
CVE-2024-38093

(Security NEXT - 2024/06/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意