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ランサム被害による個人情報流出を確認 - 岡山県精神科医療センター

岡山県精神科医療センターがサイバー攻撃を受けた問題で、患者に関する個人情報が外部に流出した可能性があることが判明した。

同センターや東古松サンクト診療所では、ランサムウェアによる攻撃を受け、5月19日16時ごろより電子カルテを含む総合情報システムの障害が発生。

同センターでは5月20日以降、事態を発表するとともに影響調査や復旧作業を進めてきたが、6月7日に警察が患者情報の流出を確認したという。

総合情報システムで業務用資料を保存していた共有フォルダ内のデータが被害に遭った。

氏名、住所、生年月日、病名など最大で約4万人分の患者情報や、病棟会議の議事録などが外部に流出したおそれがあるという。

(Security NEXT - 2024/06/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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