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TP-Linkの監視カメラやネットワーク設定用アプリに脆弱性

TP-Linkが提供する複数のAndroidアプリに脆弱性が明らかとなった。脆弱性を修正したアップデートが提供されている。

ルータなどネットワークの設定や管理を行うアプリ「TP-Link Tether」や、監視カメラ用アプリ「TP-Link Tapo」にサーバ証明書の検証を正しく行わない脆弱性「CVE-2024-31340」が明らかとなったもの。

中間者攻撃(MITM攻撃)により、通信内容の盗聴や改ざんが行われるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「4.8」と評価されている。

同社ではアップデートにて脆弱性を修正。Google Playより最新版へ更新するよう呼びかけられている。

(Security NEXT - 2024/05/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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