実践的サイバー防御演習「CYDER」の開催日程が発表 - 受付も開始
情報通信研究機構(NICT)は、2024年度に実施する実践的サイバー防御演習「CYDER」の申込受付を開始した。オンライン演習の「プレCYDER」は、今年度より対象者を拡大し、一般企業からも受講が可能となっている。
CYDERは、組織におけるサイバー攻撃のインシデント対応を学ぶことができる演習プログラム。会場で実施する「集合演習」、独習型の「オンライン演習」を用意しており、官公庁や自治体、重要インフラ事業者などを対象に提供している。
2024年度の実施にあたり、今後1年間の開催日程を公表した。集合演習は、初級向けコース64回、中級向けコース31回、準上級コース5回などあわせて全国47都道府県において100回程度実施する予定。日程の発表にあわせて、7月から9月にかけて開催する集合演習「Aコース」の申込受付を開始している。
また今回からオンライン演習である「プレCYDER」の受講対象者を拡大。重要インフラ事業者や一般企業の関係者も受講が可能。
5月21日から7月19日まで「地方公立病院を襲うランサムウェア編」を開講し、10月には開発中の新コンテンツを提供する予定。

「集合演習」の対象者や学習内容(表:NICT)
(Security NEXT - 2024/05/22 )
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