美容室向け通販サイトに不正アクセス、個人情報流出の可能性
美容室向けにサービスを展開する通信販売サイト「fofo」が不正アクセスを受け、個人情報が流出した可能性があることがわかった。
同サイトを運営するインテンスによれば、脆弱性を突かれ、サーバに外部より操作を行うことが可能となる「ウェブシェル」を設置されて第三者により操作されたという。
2020年12月24日から2023年12月8日にかけて、同サイトで商品を購入した顧客1万5198人に関するデータがサーバ上に平文で保存され、流出した可能性がある。
氏名やログイン情報をはじめ、データベースのデータのほか、クレジットカードの番号、有効期限、セキュリティコードなどが含まれる。
2023年9月13日にクレジットカード会社より情報流出の可能性について連絡があり問題が判明。同月22日に個人情報保護委員会へ報告。外部事業者による調査を2024年1月17日に終え、再度同月30日に報告した。警察にも被害の相談を行っている。
対象となる顧客には、5月20日よりメールで経緯の報告と謝罪を行っている。同社では同サイトを停止。あらたなサイトの運営に向けて準備を進めているとしている。
(Security NEXT - 2024/05/21 )
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