メルマガ配信委託先に不正アクセス、スパム配信される - 全国公立文化施設協会
全国公立文化施設協会は、メールマガジンの配信を委託している事業者が不正アクセスを受け、メールマガジンの登録者に迷惑メールが送信されたことを明らかにした。メールアドレスが流出した可能性もあるという。
同協会によれば、委託先においてメールマガジンの配信に利用していたメーラーが最新ではなく、脆弱性を突く不正アクセスを受けたもの。
管理画面の設定ファイルを書き換えられ、メールマガジンの登録者に意図しない迷惑メール2件が配信されたという。
不正アクセスを通じてメールアドレスが流出し、さらに迷惑メールを送信されるおそれもあるとして、関係者に対し、メールの添付ファイルや本文中のURLに注意するよう呼びかけた。
同協会では、警察に関連するログを提出、被害について相談している。また不正アクセスの原因となったメーラーや、事務所で使用するパソコンのアプリケーションを更新。マルウェア対策ソフトによるスキャンを実行した。
(Security NEXT - 2024/05/16 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ランサム被害で顧客や取引先の情報が流出 - アスクル
日本サイバー犯罪対策センター、ウィンブレ実写映画とコラボ
SAP、月例アドバイザリ20件を公開 - 複数「クリティカル」も
都立病院の患者情報流出 - 「USB拾得」との匿名文書が複数届く
会報誌データのメール送信時に誤送信 - 群馬県立点字図書館
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
「ManageEngine Analytics Plus」にSQLi脆弱性 - 8月の更新で修正済み
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
Synology製NAS「BeeStation」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
米当局、「WatchGuard Firebox」など脆弱性3件の悪用に注意喚起
