Zoom、セキュリティアドバイザリ2件を公開 - 最新版へ更新を
ビデオ会議サービスを提供するZoomは、セキュリティアドバイザリを公開し、同社製品において2件の脆弱性へ対処したことを明らかにした。
各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあわせ、2件のセキュリティアドバイザリを公開したもの。
「CVE-2024-27243」は、「Zoom Workplace Desktop App」や「Zoom Meeting SDK」に明らかとなったバッファオーバーフローの脆弱性。認証されたユーザーによりサービス拒否を引き起こすことが可能となる。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「6.5」、重要度は4段階中、上から3番目にあたる「中(Medium)」とした。
一方「CVE-2024-27244」は、「Zoom Workplace VDI App」に明らかとなった権限昇格の脆弱性。CVSS基本値を「6.7」、重要度を同じく「中(Medium)」としている。
いずれも最新版にて修正済みとしており、同社では最新版を利用するよう利用者へ呼びかけている。
(Security NEXT - 2024/05/15 )
ツイート
PR
関連記事
教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意