5月のMS月例パッチが公開 - 複数のゼロデイ脆弱性を修正
脆弱性によって影響は異なるが、27件についてはリモートよりコードを実行されるおそれがあるという。
17件は権限昇格の脆弱性としており、このほか情報漏洩7件、なりすまし4件、サービス拒否3件、セキュリティ機能のバイパス2件、メモリ破損の脆弱性1件を解消した。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアを見ると、35件については「7.0」以上と評価されている。
「9.0」以上とされる脆弱性は、「Microsoft Visual Studio」に含まれる「MinGitソフトウェア」に明らかとなった「CVE-2024-32002」の1件のみ。再帰的クローンにおいてリモートでコードを実行されるおそれがあるとして「9.0」とした
2件の脆弱性「CVE-2024-30040」「CVE-2024-30051」については、悪用が確認されている。重要度はともに「重要(Important)」とした。
(Security NEXT - 2024/05/15 )
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