Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

内閣府のNPO法人ポータルに個人情報を誤掲載 - 相模原市

神奈川県相模原市は、NPO法人の事業報告書を内閣府が運用する「NPO法人ポータルサイト」で公開した際、非公開とすべき個人情報が含まれていたことを明らかにした。

同市によれば、5月8日17時ごろ、NPO法人の事業報告書をポータルサイトに掲載したが、本来は非公開である法人役員の住所が含まれていたという。

対象となる個人情報は、6法人80人分。翌9日19時半過ぎにかけて閲覧できる状態だった。

職員が誤掲載に気づき、対象の個人情報を削除。対象となる法人代表者に謝罪した。

同市では今回の問題を受け、同市ではNPO法人の事業報告書の管理体制を見直し、個人情報については別ファイルを使用する。またポータルサイトにアップロードするファイルについては、複数職員による確認を徹底するなど再発防止に取り組むとしている。

(Security NEXT - 2024/05/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

採用選考の結果通知メールで異なる宛名を記載 - 東京都
幼稚園登降園管理システムが迷惑メールの踏み台に - 爆破予告も
提出されたファイルから様式例を作成、個人情報が残存 - 長野県
「Active! mail」に深刻な脆弱性、すでに悪用も - 侵害確認方法を調査中
「あいちロボット産業クラスター推進協議会」のサイトが侵害 - 外部サイトへ誘導
米政府、WindowsやApple複数製品の脆弱性悪用に注意喚起
Dell「PowerScale OneFS」に深刻な脆弱性 - 乗っ取りリスクも
リモートアクセス製品「SonicWall SMA100」の既知脆弱性が標的に
「Chrome」に2件の脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「CVEプログラム」のサービス停止を回避 - CISAがオプション期間を行使