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法人カード利用企業の情報をメールで誤送信 - UPSIDER

法人向けクレジットカード「UPSIDER」を展開するUPSIDERは、利用企業のメールアドレスや利用限度額が記載されたメールを誤って送信するミスがあったことを明らかにした。

同社によれば、5月2日17時半ごろ、同社カードを利用する102社の企業名、メールアドレス、利用限度額が記載されたメールを、これら102社に対して誤送信するミスが発生した。

与信枠の増加に関する作業の自動化に向けてフローの改善を進めていたところ、一部変更した手動オペレーションに作業ミスがあったという。ダブルチェックも行っていたが漏れが生じた。

同社では顧客に対してメールを送信し、経緯について説明し、謝罪した。今回の問題を受けて、オペレーションや機密情報を取り扱うプロセスについて見直し、再発防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2024/05/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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