「WordPress」向けソーシャルログイン用プラグインに脆弱性 - パッチ未提供
コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているプラグイン「Social Connect」に脆弱性が明らかとなった。アップデートは提供されておらず、プラグインの公開も一時停止している。
同プラグインは、ソーシャルメディアのアカウントを利用してログイン認証を行うプラグイン。「同1.2」において認証のバイパスが可能となる脆弱性「CVE-2024-4393」が判明した。
プラグインを利用したソーシャルログインにおいて「OpenIDサーバ」を十分検証しておらず、攻撃者がメールアカウントにアクセスできる場合、サイト上の既存ユーザーとしてログインすることが可能だという。
DefiantのWordfenceは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。
脆弱性を修正したアップデートはリリースされておらず、WordPress.orgのプラグインディレクトリにおいて公開が一時停止されている。
(Security NEXT - 2024/05/08 )
ツイート
PR
関連記事
Fortinetの「FortiOS」に複数脆弱性 - 重要度は「中」
中学校生徒の個人情報含む修学旅行のしおりを紛失 - 仙台市
子育て支援センターの登録者カードが所在不明 - 新潟市
案内メール誤送信で会員のメアド流出 - 生活クラブ生協
「MS Edge」がゼロデイ脆弱性を解消 - 前版ベースに急遽対応
「Dropbox Sign」の侵害、登録セキスペ向け演習の受講者にも影響
外部アプリより利用する「OpenSSL」の一部関数にDoS脆弱性
ゲームイベントサイトに攻撃、出展者の掲載画像が消失
アンティーク雑貨通販サイトに不正アクセス - ジョイフル本田
ランサムウェア「Black Basta」に注意 - 500超の組織で被害、医療機関も