「WordPress」向けソーシャルログイン用プラグインに脆弱性 - パッチ未提供
コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているプラグイン「Social Connect」に脆弱性が明らかとなった。アップデートは提供されておらず、プラグインの公開も一時停止している。
同プラグインは、ソーシャルメディアのアカウントを利用してログイン認証を行うプラグイン。「同1.2」において認証のバイパスが可能となる脆弱性「CVE-2024-4393」が判明した。
プラグインを利用したソーシャルログインにおいて「OpenIDサーバ」を十分検証しておらず、攻撃者がメールアカウントにアクセスできる場合、サイト上の既存ユーザーとしてログインすることが可能だという。
DefiantのWordfenceは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。
脆弱性を修正したアップデートはリリースされておらず、WordPress.orgのプラグインディレクトリにおいて公開が一時停止されている。
(Security NEXT - 2024/05/08 )
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