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学校で個人情報含む入学関係書類を誤廃棄 - 横須賀市

神奈川県横須賀市は、市立学校において、生徒の個人情報が記載された入学関係書類を誤って裁断処理したことを明らかにした。

同市によれば、入学関係書類を誤ってシュレッダーで裁断処理する事故が発生したもの。生活環境記録、定期健康診断保健調査票、個人情報外部提供についての承諾書、通学方法届出書、宿泊的行事参加承諾書で、生徒41人分の氏名、住所、連絡先、生年月日、家族構成、健康状態、通学方法などが記載されている。

教諭が3月21日に業務のため入学関係書類を使用し、所定の保管場所に戻さず作業スペースのカゴで保管。翌22日に教諭が業務を再開しようとしたところ、書類が見当たらないことに気づき、シュレッダーを調べたところ誤って裁断処理されていたことがわかった。

同校では、対象となる生徒の保護者に対し、経緯を説明するとともに謝罪。必要な書類の再提出を依頼した。また市教育委員会を通じて個人情報保護委員会に報告を行っている。

(Security NEXT - 2024/04/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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