「Node.js」にコマンドインジェクションの脆弱性 - Windows環境に影響
「Node.js」の開発チームは、現地時間4月10日に脆弱性を修正するセキュリティアップデートをリリースした。
今回のアップデートは、脆弱性1件を修正するアップデート。当初同月9日のリリースを予定していたが、翌10日にずれ込んだ。前週4月3日にもアップデートをリリースしているが、異なる脆弱性を修正しており注意が必要。
今回修正された「CVE-2024-27980」は、Windows環境が影響を受けるコマンドインジェクションの脆弱性。シェルオプションを有効化していない場合でも、コマンドラインの引数を細工することで任意のコマンドを挿入し、実行することが可能だという。
開発チームでは、同脆弱性の重要度を4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングした。
開発チームでは、「Node.js 21.7.3」「同20.12.2」「同18.20.2」にて同脆弱性を修正。利用者にアップデートを呼びかけている。
(Security NEXT - 2024/04/11 )
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