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中学校で生徒の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 高槻市

大阪府高槻市は、市内中学校においてUSBメモリを紛失したことを公表した。内部に生徒の個人情報が保存されていた可能性がある。

同市によれば、3月1日に校長から同市教育委員会へUSBメモリが保管場所からなくなっているとの報告があったという。

問題のUSBメモリには、全生徒の氏名、学年とクラス、出席番号、性別を含む在籍生徒一覧と、生徒1人分の指導に関わる資料、公開研究授業の写真データ4件が保存されていた可能性がある。

同校では校舎内外を探したが、発見できなかった。USBメモリは内部のデータが自動的に暗号化され、パスワードが設定されているという。

今回の問題を受けて同校は警察へ紛失届を提出。関係者に経緯の報告と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2024/04/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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