2023年4Qの不正送金、減少するも高水準 - 平均被害額は大幅増
2023年第4四半期に法人で発生したオンラインバンキングの不正送金被害は4件。前四半期の12件から3分の1に減少したが、被害額は前四半期の約2600万円から約5900万円へと倍増した。
1件あたりの平均被害額は約1475万円。約217万円だった前四半期から約6.8倍へと大幅に拡大している。
不正送金被害に対する金融機関の補償状況を見ると、同四半期に対応方針が決定した417件のうち、補償対象となったのは394件。補償率は94.5%となっている。

オンラインバンキングの不正送金における被害1件あたり平均被害額(グラフ:全銀協の発表をもとに独自に作成)
(Security NEXT - 2024/04/03 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
持ち出し緊急連絡表をメモ利用、保育士を懲戒処分 - 二宮町
勤務時間に60時間以上に私的ネット閲覧、副校長処分 - 横浜市
エンプラサーバなどに採用されるAMI製「BMC」にRCE脆弱性
KDDIのホームゲートウェイ「HGW-BL1500HM」に複数脆弱性
インスタアカウントが乗っ取り被害 - 泉大津市のホテル
VPN経由でランサム攻撃、情報の外部公開を確認 - ベル・データ
ネットワーク設定変更で不備、個人情報流出の可能性 - ファストリ
「FortiOS」脆弱性や不正コード混入「Githubアクション」の悪用に注意喚起 - 米政府
SAP、3月の月例パッチを公開 - 新規アドバイザリ21件を公開
Google製脆弱性スキャナの最新版「OSV-Scanner 2.0.0」が公開