Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

学生の個人情報が閲覧可能に、フォームの設定ミスで - 近畿大

近畿大学は、Googleフォームの設定ミスがあり、入力された個人情報が本人以外の第三者より閲覧できる状態だったことを明らかにした。

同大によれば、公式SNSや大学受験ポータルサイトを通じて公開した「入学式パフォーマンスユニットKINDAI WELCOMES新入生メンバー」を募集する応募フォームに設定ミスがあったもの。

応募した12人の氏名、電話番号、メールアドレス、入学予定の学部と学科、応募内容が本人以外の応募者より閲覧できる状態となっており、情報が流出した。

1月31日より応募フォームを公開していたが、2月28日に他応募者の回答内容が閲覧できるとの指摘を受け、問題が判明したという。

同大では、応募フォームの設定を変更。対象となる学生に経緯を説明して謝罪。他応募者の個人情報を取得していた場合は削除するよう求めた。

(Security NEXT - 2024/03/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

メール誤送信でファンクラブ会員のメアド流出 - クリアソン新宿
新「NOTICE」がスタート、脆弱性ある機器も注意喚起対象に
サイトで閲覧障害、影響や詳細を調査 - メディキット
緊急連絡用職員名簿をポーチごと紛失、翌日回収 - 江戸川区
指導要録の紛失判明、過去に緊急点検するも見落とし - 杉並区
複数フォームで設定ミス、入力情報が閲覧できる状態に - Acompany
スポーツ用品販売のヒマラヤ公式Xが乗っ取り被害 - なりすましDMに注意
UTM設置時のテストアカウントが未削除、ランサム感染の原因に
カンファレンスイベント「CODE BLUE 2024」、講演者募集を開始
「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施