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Adobeの6製品にセキュリティアドバイザリ - 脆弱性58件に対応

Adobeは、「Adobe ColdFusion」をはじめ、同社6製品に関するセキュリティアドバイザリを公開した。重要度が「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性を含め、あわせて58件の脆弱性に対応している。

アクセス制御の不備により、ファイルの読み込みが可能となる「CVE-2024-20767」に対処した「Adobe ColdFusion」をはじめ、「Adobe Bridge」「Adobe Premiere Pro」「Adobe Lightroom」「Adobe Animate」「Adobe Experience Manager」の6製品に向けてセキュリティアドバイザリをリリースしたもの。

「Adobe Experience Manager」を除く5製品では、重要度が3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性を修正した。

また「Adobe Experience Manager」については、重要度が「重要(Important)」や「中(Moderate)」にとどまるが、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性42件をはじめ、46件の脆弱性に対処している。

同社は各製品に向けてアップデートを用意。適用優先度に関しては、いずれも3段階中もっとも低い「3」としており、任意のタイミングで更新するよう求めている。今回6製品において修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2024-20767
CVE-2024-20752
CVE-2024-20755
CVE-2024-20756
CVE-2024-20757
CVE-2024-20745
CVE-2024-20746
CVE-2024-20754
CVE-2024-20761
CVE-2024-20762
CVE-2024-20763
CVE-2024-20764
CVE-2024-20760
CVE-2024-20768
CVE-2024-26028
CVE-2024-26030
CVE-2024-26031
CVE-2024-26032
CVE-2024-26033
CVE-2024-26034
CVE-2024-26035
CVE-2024-26038
CVE-2024-26040
CVE-2024-26041
CVE-2024-26042
CVE-2024-26043
CVE-2024-26044
CVE-2024-26045
CVE-2024-26048
CVE-2024-26050
CVE-2024-26051
CVE-2024-26052
CVE-2024-26056
CVE-2024-26059
CVE-2024-26061
CVE-2024-26062
CVE-2024-26063
CVE-2024-26064
CVE-2024-26065
CVE-2024-26067
CVE-2024-26069
CVE-2024-26073
CVE-2024-26080
CVE-2024-26094
CVE-2024-26096
CVE-2024-26102
CVE-2024-26103
CVE-2024-26104
CVE-2024-26105
CVE-2024-26106
CVE-2024-26107
CVE-2024-26118
CVE-2024-26119
CVE-2024-26120
CVE-2024-26124
CVE-2024-26125
CVE-2024-26126
CVE-2024-26127

(Security NEXT - 2024/03/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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