「ArubaOS」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Hewlett Packard Enterprise傘下のHPE Aruba Networking(旧Aruba Networks)は、同社製品向けOS「ArubaOS」に複数の脆弱性が判明したとしてセキュリティアップデートをリリースした。
あわせて7件の脆弱性が明らかとなったもの。重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれておらず、いずれも脆弱性の悪用や公開などは確認されていない。
「CVE-2024-1356」「CVE-2024-25611」「CVE-2024-25612」「CVE-2024-25613」は、コマンドラインインタフェースにおいてリモートよりコードの実行が可能となる脆弱性。悪用には権限が必要となる。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「7.2」、重要度は4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とした。
また認証済みのユーザーによってコマンドラインインタフェースより任意のファイルを削除可能となる「CVE-2024-25614」や、「PAPIプロトコル」の処理に問題があり、サービス拒否が生じるおそれがある「CVE-2024-25615」が明らかとなっている。
(Security NEXT - 2024/03/11 )
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