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バックアッププラグイン「WPvivid」の旧版に深刻な脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているプラグイン「WPvivid」の旧版に脆弱性が明らかとなった。

同プラグインは、バックアップやデータ移行などを支援するプラグイン。「同0.9.68」および以前のバージョンにSQLインジェクションの脆弱性「CVE-2024-1981」の脆弱性が明らかとなった。認証なしに悪用が可能だという。

CVE番号を採番したDefiantのWordfenceは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」と評価。重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

同脆弱性は「同0.9.69」にて修正された。その後もアップデートを繰り返しており、3月4日の時点で最新版は「同0.9.96」となっている。

(Security NEXT - 2024/03/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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