Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

バックアッププラグイン「WPvivid」の旧版に深刻な脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているプラグイン「WPvivid」の旧版に脆弱性が明らかとなった。

同プラグインは、バックアップやデータ移行などを支援するプラグイン。「同0.9.68」および以前のバージョンにSQLインジェクションの脆弱性「CVE-2024-1981」の脆弱性が明らかとなった。認証なしに悪用が可能だという。

CVE番号を採番したDefiantのWordfenceは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」と評価。重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

同脆弱性は「同0.9.69」にて修正された。その後もアップデートを繰り返しており、3月4日の時点で最新版は「同0.9.96」となっている。

(Security NEXT - 2024/03/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
リフト券販売サイトが改ざん、個人情報が流出 - 片品村
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
NVIDIAのロボティクスやAI開発向けシミュレーション基盤に脆弱性
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
第三者が旧ポイントサービスのドメインを取得 - ヴィンクス
パスワードリスト攻撃と見られるログイン試行を確認 - WOWOW
フィッシングURLは約3割減 - ブランドの悪用被害が増加