Ivanti、「外部整合性チェックツール」の機能強化版を公開
過去に提供されていた「整合性チェックツール」に関しては、検知を回避されるケースがあったとの報告が行われている。
Ivantiは、以前から指示に従い、クリーンなICTスキャンを継続している場合は、追加の工場出荷時リセットや、仮想アプライアンスにおけるあたらしいビルドの展開は必要ないとした。
アプライアンスを出荷時の設定へリセットした場合も、永続的にroot権限を取得される可能性も指摘されたが、あくまでも研究ベースで明らかとなったもので、攻撃で実際に悪用された事例は見つかっていないことを強調。
示された概念実証については、「Ivanti Connect Secure」との接続が失われるため、持続性は得られず、実際に顧客が利用する環境では実行が不可能であるとの考えを同社は示した。
パッチを適用し、出荷時設定へハードウェアをリセットしたり、仮想環境であたらしいビルドを導入した場合に、侵害の永続化が成功した例はなく、危険にさらされることはないとしている。
(Security NEXT - 2024/03/01 )
ツイート
関連リンク
- Ivanti :KB CVE-2023-46805 & CVE-2024-21887 for Ivanti Connect Secure and Ivanti Policy Secure Gateways
- Ivanti :Enhanced External Integrity Checking Tool to Provide Additional Visibility and Protection for Customers Against Evolving Threat Actor Techniques in Relation to Previously Disclosed Vulnerabilities
- Ivanti
PR
関連記事
ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み