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Progress Softwareの「OpenEdge」に認証バイパスの脆弱性

Progress Softwareが提供するアプリケーション開発プラットフォームの「OpenEdge」に深刻な脆弱性が明らかとなった。

特定の構成においてアイデンティティ管理を行う「OpenEdge Authentication Gateway(OEAG)」より「OpenEdge AdminServer」に接続した場合に認証をバイパスされるおそおれがある脆弱性「CVE-2024-1403」が明らかとなったもの。

「同12.8.0」「同12.2.13」「同11.7.18」に影響がある。同社は共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを最高値である「10.0」と評価。重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

同社は脆弱性を修正した「同12.8.1」「同12.2.14」「同11.7.19」を提供しており、利用者に対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/02/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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