Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「baserCMS」に脆弱性 - アップデートで修正を実施

コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「baserCMS」に複数の脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「同5.0.8」および以前のバージョンに3件の脆弱性が存在するという。

具体的にはサイト内検索機能やコンテンツ管理機能においてクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2023-44379」「CVE-2024-26128」が判明した。またインストーラにOSコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2023-51450」が明らかとなっている。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「CVE-2023-51450」が「8.1」、「CVE-2023-44379」が「6.1」、「CVE-2023-44379」が「5.4」と評価されている。

「baserCMS」の開発グループは、2月22日に脆弱性を修正した「同5.0.10」をリリースした。また修正箇所についてアナウンスを行っている。

(Security NEXT - 2024/02/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ