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「FreeRDP」のクライアントに脆弱性 - アップデートで修正

リモートデスクトッププロトコル(RDP)のオープンソースによる実装「FreeRDP」に脆弱性が明らかとなった。

クライアントにヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2024-22211」が明らかとなったもの。サーバやプロキシは影響を受けないとしている。

米国立標準技術研究所(NIST)による脆弱性データベース「NVD」において共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

同脆弱性は、現地時間1月19日にリリースされた「同3.2.0」「同2.11.5」にて修正されており、アップデートが呼びかけられている。

(Security NEXT - 2024/01/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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