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「Progress Application Server for OpenEdge」に脆弱性

Progress Softwareが提供するアプリケーションサーバ「Progress Application Server for OpenEdge(PASOE)」に脆弱性が明らかとなった。

同製品は「OpenEdge」プラットフォームが稼働する「Apache Tomcat」ベースのウェブアプリケーションサーバ。

同社は現地時間1月18日にセキュリティアドバイザリを公開し、同製品において悪意あるファイルのアップロードが可能となる脆弱性「CVE-2023-40051」について明らかにした。

「OpenEdge 12.7」「同12.2.12」「同11.7.17」および以前のバージョンが影響を受ける。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」におけるベーススコアは「9.1」、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

同社は、脆弱性を修正した「OpenEdge 12.8.0」「同12.2.13」「同11.7.18」をリリース。アップデートや緩和策の実施を呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/01/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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