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インシデント件数が約1割増 - 「スキャン」報告が倍増

「ウェブサイト改ざん」は72件。前四半期の124件から42%減と大きく改善している。10月に44件と集中しており、11月、12月は10件台前半で推移した。

被害の内容としては、はじめてアクセスした場合に限り、設置したスクリプトによって他サイトに転送させる事例が確認されている。

誘導先のサイトでは、「あなたはラッキービジターです」といったメッセージを表示してアンケートと称して情報をだまし取るケースや、ブラウザの通知機能を悪用するケースが見られた。

「マルウェアサイト」は前四半期から40%減となる53件。「DoS/DDoS」や「標的型攻撃」はいずれも1件となっている。「制御システム関連」は報告がなかった。

(Security NEXT - 2024/01/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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