Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メルアカに不正アクセス、フィッシングの踏み台に - JR西日本ホテルズ

JR西日本ホテルズは、同社が運営する梅小路ポテル京都において、メールアカウントが不正アクセスを受け、フィッシングメールが送信されたことを明らかにした。

同ホテルによれば、2023年12月17日から翌18日にかけてメール送信サーバが不正アクセスを受けたもの。

同ホテルが運用するメールアカウント1件より不特定多数のメールアドレスに対し、フィッシングメールが送信された。同社ではアカウントのパスワードを変更。フィッシングメールの送信は停止している。

2023年12月3日から同月18日にかけて受信したメールを第三者に閲覧された可能性もあるとして調査を行ったが、メール受信サーバに対するアクセスの痕跡なく、受信メールの流出については否定している。

同社は、同ホテルを発信元とする不審なメールを受信していた場合は、返信したり、URLを開かないよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/01/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ATM取引情報が保存された外部記録媒体を紛失 - 苫小牧信金
県営住宅家賃滞納者情報含む一部督促状を誤送付 - 神奈川県
廃棄カルテが一般ゴミに紛れる、搬送中に飛散 - 薩摩川内市
職業性曝露事故の関係者情報含むUSBメモリが所在不明 - 秋田大病院
メルアカ乗っ取り被害、スパム送信の踏み台に - MaOI機構
RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Erlang/OTP」「RoundCube」の既知脆弱性が標的に - 米当局が注意喚起
情報セキュリティ教室の参加者一覧が閲覧可能に - NII
採用職員の健診関連情報含む名簿を誤送信 - 奈良県