Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「WordPress」向けバックアッププラグインに深刻な脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているバックアッププラグイン「Backup Migration」に深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートにて修正されている。

「同1.3.7」および以前のバージョンに、リモートよりコードの実行が可能となるコードインジェクションの脆弱性「CVE-2023-6553」が明らかとなったもの。

CVE番号を採番したDefiantのWordfenceは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」と評価し、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

同脆弱性は「同1.3.8」にて修正された。12月20日の時点で最新版となる「同1.3.9」が提供されている。

(Security NEXT - 2023/12/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2024年2Qの「JVN iPedia」登録は1463件 - NVDの公開遅延が影響
JPCERT/CCが感謝状 - 脆弱性悪用対応の「重要な模範事例」
WPプラグイン「WooCommerce Social Login」に複数の脆弱性
特権アクセス管理製品「Symantec PAM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Apache CloudStack」でSAML認証をバイパスされるおそれ
「サポート詐欺」の相談が3割増 - 過去最多を更新
省庁や独法などの攻撃対象領域保護を実施 - NISC
冊子発送先の個人情報を郵便局へ誤送付 - CCNC
2Qの脆弱性届け出は112件 - 前四半期から半減
高校生向けセミナーの申込フォームで設定ミス - 岩手県立大