金融庁、銀行間振込のシステム障害で報告徴求命令
10月10日から11日にかけてシステム障害により、一部金融機関で送金決済が行えなくなった問題で、金融庁は全国銀行資金決済ネットワークに対して報告徴求命令を行った。
今回の問題は、銀行間におけるオンライン決済を行う「全国銀行データ通信システム(全銀システム)」において2日間にわたり障害が発生。10金融機関において約500万件の振込決済に影響が出たもの。
金融庁は資金決済法に基づき、同法人に報告を求めた。同法人では今回の命令を受けて、障害の発生原因、預金取扱金融機関等との連携状況、システムリスクの管理体制における課題、再発防止策など、中間報告を含め、11月末までに金融庁へ報告する予定。
(Security NEXT - 2023/10/13 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み