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子供園1園と学校10校で指導要録が所在不明に - 杉並区

東京都杉並区は、区立子供園や区立学校において、児童の個人情報が記録された指導要録の一部が所在不明になっていることを明らかにした。

同区によれば、子供園1園、小学校7校、中学校3校において、あわせて1307人分の学籍に関する記録または指導に関する記録が所在不明になっているもの。

学籍に関する記録には、児童、生徒の氏名や住所、保護者氏名などが記載されている。指導に関する記録には、各教科の学習の記録などが記載されている。

区立小学校が自校で指導要録の確認を行ったところ、2008年度卒業生の指導要録の紛失が判明。これを受けて同区教育委員会が指導主事を派遣して区内校における指導要録の保有状況について調査したところ、1園10校においても紛失が明らかとなった。誤って廃棄した可能性が高いとしている。

対象となる卒業生に対しては、説明と謝罪の書面を送付するとしている。

(Security NEXT - 2023/10/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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