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サイバー攻撃で患者情報が外部から閲覧可能に - 福岡徳洲会病院

福岡徳洲会病院は、サイバー攻撃によりデータベースに保存されていた患者情報が流出した可能性があることを明らかにした。

同院によれば、外部よりサイバー攻撃があり、4月4日にデータベース上の患者情報や関係者の個人情報が外部から閲覧できる状態が発生したもの。同日外部事業者へ調査を依頼するとともに、被害に遭ったシステムを外部から遮断した。

流出した可能性があるのは、患者の氏名、住所、生年月日、病名、検査値、投薬内容など最大4万8983件。また職員や外部関係者の氏名とメールアドレス最大3223件、学生と研修生の氏名と住所最大1801件なども影響を受けたおそれがある。

同院では、4月7日に警察に相談し、同月10日に個人情報保護委員会へ報告を行った。対象となる患者の特定を進め、個別に連絡を取るとしている。

(Security NEXT - 2023/08/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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