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福祉事務所が生活保護受給世帯名簿を一時紛失 - 神戸市

神戸市は、長田福祉事務所の職員が外出中に生活保護受給世帯の名簿を一時紛失したことを明らかにした。名簿は近隣住民によって拾得後、同事務所へ届けられた。

同市によれば、7月14日に長田福祉事務所の職員が生活保護受給者宅を訪問するため外出。路上で鞄を開けた際に生活保護受給世帯の名簿3枚を落としたという。

問題の名簿には、107世帯の世帯主氏名、住所、生年月日、世帯人員、生活保護に関連する情報などが記載されていた。

同日、民生委員を含む複数の近隣住民が拾得。7月18日に同福祉事務所へ届けられた。同市では対象世帯に対して経緯の説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2023/08/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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