Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Baiduの深層学習プラットフォーム「PaddlePaddle」に脆弱性

Baiduが開発するオープンソースの深層学習プラットフォーム「PaddlePaddle」に脆弱性が明らかとなった。脆弱性を修正したアップデートが提供されている。

コマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2023-38673」が明らかとなったもの。脆弱性を悪用されるとOS上で任意のコマンドを実行されるおそれがある。

Baiduでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」においてベーススコアを「9.6」とし、重要度はもっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングした。

開発チームは、4月にソースリポジトリでパッチを提供しており、「同2.5.0」にて同脆弱性の修正を反映した。概念実証コード(PoC)も公開されている。

(Security NEXT - 2023/07/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Fortinetの「FortiOS」に複数脆弱性 - 重要度は「中」
中学校生徒の個人情報含む修学旅行のしおりを紛失 - 仙台市
子育て支援センターの登録者カードが所在不明 - 新潟市
案内メール誤送信で会員のメアド流出 - 生活クラブ生協
「MS Edge」がゼロデイ脆弱性を解消 - 前版ベースに急遽対応
「Dropbox Sign」の侵害、登録セキスペ向け演習の受講者にも影響
外部アプリより利用する「OpenSSL」の一部関数にDoS脆弱性
ゲームイベントサイトに攻撃、出展者の掲載画像が消失
アンティーク雑貨通販サイトに不正アクセス - ジョイフル本田
ランサムウェア「Black Basta」に注意 - 500超の組織で被害、医療機関も