Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

伝説的なハッカーのKevin Mitnick氏、59歳で亡くなる

ハッカーとして広く知られるKevin David Mitnick氏が、7月16日にペンシルベニア州ピッツバーグで亡くなったことがわかった。59歳だった。

1963年生まれの同氏は、膵臓がんを患い、約14カ月にわたる闘病生活を経て7月16日に亡くなった。同氏は、数々の逸話を持つ伝説的なハッカーとして知られており、映画としても描かれている。

大手企業や政府機関へ侵入し、1995年には米連邦捜査局(FBI)に逮捕され、有罪判決を受けたが、その後はセキュリティ専門家に転身。セキュリティ対策の発展に寄与した。「欺術(原題:The Art of Deception)」など複数の著作を執筆している。

また同氏は、KnowBe4においてチーフハッキングオフィサーを務めており、同社は訃報を受けて追悼のメッセージを発表している。

(Security NEXT - 2023/07/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
リフト券販売サイトが改ざん、個人情報が流出 - 片品村
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
NVIDIAのロボティクスやAI開発向けシミュレーション基盤に脆弱性
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
第三者が旧ポイントサービスのドメインを取得 - ヴィンクス
パスワードリスト攻撃と見られるログイン試行を確認 - WOWOW
フィッシングURLは約3割減 - ブランドの悪用被害が増加
看護師が患者資料を本に挟んで持ち帰り - 本売却から発覚