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「Office」のゼロデイ脆弱性、ロシア攻撃グループが悪用

具体的には、メールで細工した「Wordファイル」を展開。誤って開くとバックドアに感染してリモートよりコードを実行され、標的型攻撃で使用する資格情報などを窃取されるおそれがあったという。

攻撃に用いられたファイルは、6月にロンドンで開催され、60カ国以上が参加したとされる「ウクライナ復興会議」の関連文書を偽装。7月に開催されるNATO首脳会議の招待状を確認するよう求める内容が記載されていた。

マイクロソフトでは、今回明らかとなった「CVE-2023-36884」について添付ファイルへの対策を「Microsoft Defender for Office 365」に追加。「Microsoft 365 Apps」では、バージョン2302以降で「Office」における脆弱性攻撃への対策を追加した。

調査段階にあるとして、脆弱性そのものを解消するセキュリティ更新プログラムは提供されていない。アドバイザリでは、レジストリの変更など緩和策を示すにとどめている。

今後調査が完了次第、状況に応じて定例外アップデートの可能性も含め、何らかの措置を講じる方針としている。

(Security NEXT - 2023/07/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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