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「VMware SD-WAN」に認証バイパスの脆弱性

VMwareは、現地時間7月6日付で「VMware SD-WAN」の脆弱性に関するセキュリティアドバイザリをリリースした。

同製品に認証のバイパスが可能となる脆弱性「CVE-2023-20899」が明らかとなったもの。外部に対して非公開のもと、同社へ報告が寄せられた。

同脆弱性により、「VMware SD-WAN」の管理下で認証なしにアプリケーションの診断バンドルをダウンロードすることが可能になるという。エッジデバイスのみ影響があり、「SD-WAN管理コンソール(VCO)は影響を受けないとしている。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「5.3」、重要度は4段階中、上から3番目にあたる「中(Moderate)」とレーティングした。

同社は脆弱性を修正した「同5.1」「同4.5.2」をリリース。アップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/07/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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