Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「水道料金滞納」「給水停止」と不安煽る水道局装うSMS

東京都は、「滞納した水道料金がある」などと不安を煽り、URLをクリックさせるフィッシング攻撃が確認されているとして注意を呼びかけた。

「SMS(ショートメッセージサービス)」を悪用したいわゆる「スミッシング攻撃」が確認されたもの。都によれば、問題のメッセージでは「東京都水道局」を名乗り送信されていた。

メッセージには、「東京水道局給水停止前通知:滞納した水道料金がございます。」などと記載。不安を煽って無関係のURLへアクセスさせようとしていた。文面には複数のパターンが確認されているという。

都では水道局よりこうした案内のSMSを送信することはないと説明。URLにアクセスしないよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/06/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

SAP、9月月例パッチで新規21件を公開 - 深刻な脆弱性も
Sophos製無線LANアクセスポイントに脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
「Adobe ColdFusion」に深刻な脆弱性 - 緊急対応を
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートを公開
Fortinet、セキュリティアドバイザリ2件をリリース
フィッシング対策協議会、設立20周年記念セミナーを11月開催
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応
「Chrome」にアップデート - 「クリティカル」含む脆弱性2件を修正
未公開脆弱性情報、公表前の開示自粛を呼びかけ - 政府や関係機関
日米欧豪など15カ国、SBOM活用に向け国際ガイダンスへ共同署名