「水道料金滞納」「給水停止」と不安煽る水道局装うSMS
東京都は、「滞納した水道料金がある」などと不安を煽り、URLをクリックさせるフィッシング攻撃が確認されているとして注意を呼びかけた。
「SMS(ショートメッセージサービス)」を悪用したいわゆる「スミッシング攻撃」が確認されたもの。都によれば、問題のメッセージでは「東京都水道局」を名乗り送信されていた。
メッセージには、「東京水道局給水停止前通知:滞納した水道料金がございます。」などと記載。不安を煽って無関係のURLへアクセスさせようとしていた。文面には複数のパターンが確認されているという。
都では水道局よりこうした案内のSMSを送信することはないと説明。URLにアクセスしないよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2023/06/12 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ドメイン名紛争テーマにシンポジウム - 紛争事例や対処法と今後の課題
教育支援サービス侵害、ランサムウェアによる個人情報流出の可能性
リモートアクセス用認証キー紛失、外部アクセス確認されず - デ協
ベトナム子会社でランサム被害、製造出荷に影響なし - 大日精化工業
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を
「Apache Commons Text」旧版に深刻な脆弱性 - 「FileMaker Server」に影響
「Chrome」にアップデート - 「WebGPU」「V8」の脆弱性を解消
職員アカウントが侵害、迷惑メールの踏み台に - 中部生産性本部
SAP、月例パッチで脆弱性15件を修正 - 「クリティカル」も
非常用個人情報を電車に置き忘れ、車庫で回収 - 静岡市
