Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

顧客情報がネット上で閲覧可能に - 愛知のCATV局

ケーブルテレビ局である知多メディアスネットワークは、顧客の個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。

同社によれば、サイト内に保存されていた一部顧客情報が、インターネット上で閲覧できる状態となっていたもの。時期によって件数が異なるものの、最大顧客6635人が対象で氏名と住所が含まれる。

従業員専用ページの閲覧については制限をかけていたが、ページへ添付したファイルについてはアクセス制限の対象となっておらず、担当者もその認識がなかったという。

5月19日に顧客から指摘があり問題が判明。ログより直近1カ月のアクセス状況を確認したところ、アクセスがあったのは今回指摘した顧客の1件のみで、43人分の個人情報が流出していた。

同社では、個人情報が含まれる問題のデータを削除し、同ページを閉鎖した。対象となる顧客には書面にて連絡を取るとしている。

(Security NEXT - 2023/05/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

中学校で生徒手帳用写真データが所在不明に - 奈良市
入札準備段階の機密情報含むデータを誤送信 - 名古屋市
ランサム被害で取引先情報が流出した可能性 - ニチノー緑化
「i-FILTER」に不正な定義ファイル読み込む脆弱性
「OpenSSL 3.5」に設定と挙動異なる脆弱性 - コピペミスで発生
複数機器でランサム被害、情報流出など調査中 - 日本ジッコウ
WAF「ModSecurity」に脆弱性 - リクエスト数回でメモリ枯渇
Samsung製デジタルサイネージの脆弱性狙う攻撃に注意
「Versa Concerto」に深刻な脆弱性 - 修正状況不明、詳細が公開
DMハガキを誤送付、リスト作成ミスで - 日経ラジオ