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ワークフロー管理プラットフォーム「Apache Airflow」に脆弱性

ワークフロー管理プラットフォーム「Apache Airflow」に脆弱性が明らかとなった。アップデートで修正されている。

一部ログのディレクトリやファイルに対する権限管理に脆弱性「CVE-2023-25754」が判明したもの。開発チームでは、同脆弱性などの修正を行なった「同2.6.0」を4月30日にリリースした。

GitHubでは、同脆弱性の重要度について4段階中、上から3番目にあたる「中(Moderate)」とした。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは示していない。

一方、米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」では、CVSS基本値を「9.8」と評価。重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

(Security NEXT - 2023/05/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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