Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「VMware Workstation」「同Fusion」に深刻な脆弱性 - アップデートをリリース

「VMware Workstation」「VMware Fusion」に、重要度が「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性などが明らかとなった。アップデートが提供されている。

同社によれば、非公開で外部より4件の脆弱性「CVE-2023-20869」「CVE-2023-20870」「CVE-2023-20871」「CVE-2023-20872」について報告を受け、対応したもの。

「CVE-2023-20869」は、Bluetoothデバイスの共有機能に判明したスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性。

悪用にあたり仮想マシンのローカル管理者権限が必要となるが、ホスト上で仮想マシンのプロセスとしてコードを実行されるおそれがあるという。

今回公表された脆弱性のなかで共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアがもっとも高く「9.3」と評価されており、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

(Security NEXT - 2023/04/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局