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Fortinet、脆弱性21件に対処 - 「クリティカル」とされる脆弱性も

Fortinetは、現地時間4月11日にセキュリティアドバイザリを公開した。アップデートを通じて21件の脆弱性に対応しており、利用者に注意を呼びかけている。

脆弱性によって影響を受ける製品は異なるが、あわせて21件の脆弱性に関するアドバイザリをリリースしたもの。

重要度を見ると、5段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は、「CVE-2022-41331」の1件。

「FortiPresence」に判明した脆弱性で、認証が欠如しており、パスワードを必要とすることなく「Redis」や「MongoDB」にアクセスが可能だという。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」と評価している。

次に重要度が高い「高(High)」とされる脆弱性は9件。「Windows」向けの「FortiClient」では、「CVE-2022-40682」「CVE-2022-42470」「CVE-2022-43946」の3件が判明した。

(Security NEXT - 2023/04/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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