「GitHub Enterprise Server」にパストラバーサルの脆弱性
GitHubは、脆弱性やバグを解消した「GitHub Enterprise Server」のアップデートをリリースした。
「GitHub Pagesサイト」の構築時にリモートでコードが実行されるおそれがあるパストラバーサルの脆弱性「CVE-2023-23760」に対処したもの。バグ報奨金プログラムを通じて報告を受け、修正したという。
脆弱性の悪用には「GitHub Pagesサイト」を作成、構築する権限が必要。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」におけるベーススコアは「4.9」だが、重要度については「高(High)」とレーティングしている。
同社では、3月2日に同脆弱性のほか、バグの修正なども行った「同3.7.7」「同3.6.10」「同3.4.17」「同3.5.14」をリリース。利用者にアップデートを呼びかけている。
(Security NEXT - 2023/03/13 )
ツイート
PR
関連記事
「React」脆弱性、実証コード公開 - 悪用リスクが上昇
サイバー攻撃で顧客管理システムのPWが流出 - 車検チェーン店
放課後児童クラブでメール誤送信 - 個人情報印刷時に第三者へ
5支店で個人情報含む伝票を紛失、誤廃棄の可能性 - 興能信金
サポート詐欺で遠隔操作ツールをインストール - 和歌山の休日診療所
「GitLab」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
2026年1月開催の「JSAC2026」、参加登録がスタート
「Chrome 143」を公開 - 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
「Next.js」にセキュリティアップデート - 「React」脆弱性が影響
「Apache HTTPD」にアップデート - 脆弱性5件を解消
