Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ドレスレンタルサイトでクレカ情報流出 - 不正利用の可能性

パーティードレスのレンタルサイト「PARTY DRESS STYLE」が不正アクセスを受け、顧客のクレジットカード情報が外部に流出し、不正に利用された可能性があることがわかった。

同サイトを運営するプラチナスタイルによれば、ウェブサイトの脆弱性を突く不正アクセスを受け、決済アプリケーションを改ざんされ、クレジットカード情報を窃取されて悪用された可能性があることが判明したもの。

対象となるのは、2021年10月21日から2022年6月20日にかけて、同サイトでクレジットカード決済を利用した顧客8604人。クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードのほか、メールアドレス、IPアドレスなどの情報も取得された可能性がある。

2022年6月20日にクレジットカード会社から情報流出の可能性について指摘を受けて問題が発覚。同年6月23日に個人情報保護委員会に報告し、7月4日に警察へ被害を申告していた。外部事業者の調査についても8月13日に終えている。

対象となる顧客に対しては、2023年3月2日よりメールによる報告と謝罪を行っており、身に覚えのない請求が行われていないか、利用明細書を確認するよう注意を喚起している。

(Security NEXT - 2023/03/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

高校生向けセミナーの申込フォームで設定ミス - 岩手県立大
6月のフィッシング、URL件数が過去最多を更新
障害はWindows端末の1%未満、重要サービスでの利用多く影響拡大
「OpenVPN」に「OVPNX脆弱性」 - 3月の更新で修正済み
CrowdStrikeによる障害、約850万台に影響 - あらたな復旧方法も準備中
「CrowdStrike」装う「フィッシング」や「偽修復ツール」に警戒を
先週注目された記事(2024年7月14日〜2024年7月20日)
あらたな脅威へ対応する設定ファイルが原因に - CrowdStrike障害
Windows端末の障害問題に便乗するサイバー攻撃が発生中
CrowdStrike、Windows環境での不具合で声明 - 復旧方法も紹介