Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

シスコ製IP電話に脆弱性 - root権限でコマンド実行されるおそれ

「Cisco IP Phone」に深刻な脆弱性が明らかとなった。脆弱性を修正するアップデートが提供されている。

「同8800シリーズ」「同7900シリーズ」「同7800シリーズ」「同6800シリーズ」のウェブ管理画面において、リモートよりroot権限でコマンドの実行が可能となるコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2023-20078」が明らかとなったもの。

同社は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.8」、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

またウェブ管理画面にはDoS攻撃が可能となる「CVE-2023-20079」もあわせて判明した。これらシリーズにくわえて、「Unified IP Conference Phone 8831」「Unified IP Phone 7900シリーズ」なども影響を受ける。CVSS基本値は「7.5」、重要度は「高(High)」。

現地時間3月1日の時点で、いずれも脆弱性の悪用は確認されていないという。同社では脆弱性に対処した「ファームウェア11.3.7SR1」をリリースした。「同12.0.1」については影響を受けない。

「Unified IP Conference Phone 8831」「Unified IP Phone 7900シリーズ」についてはサポートが終了しており、アップデートの提供はないとしている。

(Security NEXT - 2023/03/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

関係者の個人情報や口座情報が流出の可能性 - 修道学園
チャット内で講座受講者の個人情報が閲覧可能に - 練馬区
医療関係者向け情報サイトで会員情報流出の可能性 - 旭化成グループ会社
相次ぐ情報流出被害、攻撃手法は多様 - 思わぬ「API」も
クラウドサービスにランサム攻撃、障害が発生 - IDCフロンティア
タイ子会社に不正アクセス、パスポート情報流出の可能性 - HIS
Dellのコンテナストレージ製品に複数の脆弱性 - 重要度「クリティカル」
Cisco「NX-OS」の脆弱性14件を修正 - 半数が「クリティカル」
HPEネットワークアクセス制御製品に深刻な脆弱性 - 「クリティカル」10件
社会医療法人の報告書、個人情報をマスク処理せず掲載 - 三重県