2022年はランサム攻撃が前年比21%減 - 後半で増加傾向も
ランサムウェアを用いた攻撃試行は、グローバルで4億9330万件。最多となった前年の6億2320万件から21%減となった。年初より減少傾向が続くも、一転第4四半期には1億5490万件に達し、四半期ベースでは過去3番目に多い件数となるなど予断を許さない状況だという。
また地域によって傾向の違いが生じている。北米では前年比48%減となる一方、ヨーロッパ全体では83%増となった。北米における攻撃件数をヨーローッパが上回る状況も一時見られた。アジア地域においては、上半期が660万件だったのに対し、下半期は1070万件と増加傾向が見られた。
国別に見ると、米国が2億1750万件で最多。イギリスが7140万件、スペインが5270万件、ブラジルが2180万件、ドイツが2020万件で続く。セクター別に見ると教育が前年比275%増となったほか、金融が41%増、医療が8%増となっている。
一方、IoTデバイスを狙ったマルウェア攻撃の検知数は、前年比87%増となる1億1200万件。はじめて1億件の大台を突破した。2021年は6%増にとどまり、増加速度が鈍化するかと思われたが、2022年は再び高い増加率を示した。
「Apache Log4j」に明らかとなった脆弱性「Log4Shell」は引き続き攻撃のターゲットになっている。同脆弱性を悪用し、侵入を試みる攻撃は1兆件以上にのぼったという。
(Security NEXT - 2023/03/14 )
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