Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

法人向け「ウイルスバスター」に複数脆弱性 - 1月のパッチで修正済み

「ウイルスバスタービジネスセキュリティ」において、複数の脆弱性が明らかとなった。1月にリリースされたパッチにて修正済みだという。

権限昇格の脆弱性「CVE-2022-45798」や、メモリ保護の不備「CVE-2022-44654」のほか、あわせて4件の脆弱性が明らかとなったもの。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」におけるベーススコアを見ると「CVE-2022-45798」がもっとも高く「7.8」、「CVE-2022-44654」が「7.5」で続いている。

またのこる2件「CVE-2022-44649」「CVE-2022-44650」については、ともに「7.0」と評価した。重要度は4件いずれも「高(High)」とレーティングされている。

同社は、1月10日にリリースした「同10.0 Service Pack1用Patch 2454」にて修正。「ウイルスバスタービジネスセキュリティサービス」については、2022年11月21日のメインテナンスにて修正済みとしている。

(Security NEXT - 2023/02/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Node.js」のアップデート、公開を延期 - 週内にリリース予定
「macOS Tahoe 26.2」で脆弱性47件を修正 - 「Safari」も更新
「iOS」にアップデート - 「WebKit」のゼロデイ脆弱性2件など修正
「制御システムセキュリティカンファレンス2026」を2月に都内で開催
高校部活体験会申込フォームで個人情報が閲覧可能に - 群馬県
配達中に郵便物1束を紛失 - さいたま市内の郵便局
メルマガアカウント侵害、スパム送信踏み台に - サロン向け器具メーカー
ユニフォームに個人情報入りメモリ、洗濯業者から回収 - 関越病院
ハウステンボスへのサイバー攻撃 - 個人情報流出の可能性
「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起