Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

業務システムで顧客情報流出の可能性、サイトは再開 - アダストリア

複数のファッションブランドを展開するアダストリアにおいて、顧客情報が流出した可能性があることがわかった。直接被害がなかった通信販売サイトも一時停止していたが、1月26日より再開している。

同社によれば、1月18日早朝に社内の業務システムのサーバにおいて異常を検知し、外部よりサイバー攻撃を受けたことが判明したもの。

外部におけるデータの流通は確認されていないが、サーバ内部に保存されていた顧客情報が外部に流出した可能性があるという。

対象となるのは、通信販売サイト「.st(ドットエスティ)」より2022年7月以降に商品配送があった顧客、2021年4月以降に店舗受け取りや自宅配送サービスを申し込んだ顧客、2019年8月から同年9月に「ドットエスティ」で購入した顧客などの一部。

サーバ内に保存されていたデータの一部で確認できている範囲であわせて104万4175件にのぼり、氏名や住所、電話番号、メールアドレス、会員IDなどが含まれる。

(Security NEXT - 2023/01/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

SAP、10月の定例パッチを公開 - 複数のクリティカル脆弱性
元従業員が取引先情報を不正流出、営業利用から発覚 - ヤマト運輸
MS、10月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性3件に対応
Veeamバックアップ製品に深刻な脆弱性 - 修正版アップデート公開
「Chrome」のセーフブラウジングに脆弱性 - 修正版が公開
サイバー攻撃で個人情報流出の可能性 - アサヒグループHD
「FortiOS」で複数脆弱性を解消 - 8月に緩和策講じたゼロデイ脆弱性も修正
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「Chrome」にアップデート、脆弱性3件を修正
「Veeam Backup & Replication」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正